KPI「あるある」で会社が傾く?!本当に役立つKPIの見つけ方
「KPI、KPIって、一体何なんだよ!」
ぶっちゃけ、私も前職でKPIに振り回された経験があります。目標達成のために、数字を追いかける毎日。でも、それって本当に会社の成長に繋がってるの?って、ずっと思ってました。
今回は、そんな私の経験を踏まえて、KPIの落とし穴と、本当に役立つKPIの見つけ方について、友達に話すような感じでシェアしたいと思います。
KPIって、そもそも何のためにあるの?
KPIって、日本語で言うと「重要業績評価指標」ってやつですよね。要は、目標達成のために、どんな数字を追いかければ良いのかを示すもの。
例えば、営業部だったら「新規顧客獲得数」とか「売上高」とかがKPIになることが多いんじゃないかな。
でもね、KPIって、使い方を間違えると、マジで会社をダメにする可能性があるんです。
「KPI地獄」に陥る原因
「KPI地獄」って、私が勝手に名付けたんですけど(笑)、KPIに縛られすぎて、本来の目的を見失ってしまう状態のこと。
具体的には、
- 達成しやすいKPIを設定してしまう: 例えば、「電話をかける回数」とか。数をこなすことが目的になって、質の低い電話ばかりかけることになっちゃう。
- 部署間の連携がなくなる: 自分の部署のKPIだけを追いかけるから、他の部署との協力がおろそかになる。
- 社員のモチベーションが下がる: KPIを達成するために、無理なことをやらされたり、不正を働いたりする社員が出てくる。
なんか、こうやって書いてると、他人事じゃないなって思いませんか?
私も、以前の会社で、まさにこんな状況を目の当たりにしてきました。
私の「KPI地獄」体験談
私が以前勤めていた会社は、中小のIT企業でした。
当時、新しいサービスを立ち上げたばかりで、とにかく「契約数を増やす」ことが至上命題だったんです。
そこで、営業部のKPIとして「1日あたりの訪問件数」が設定されました。
もちろん、訪問件数を増やすことは大事なんだけど、それが全てじゃない。
アポなしで突撃訪問したり、興味のない人に無理やり話を聞かせたり…。
結局、契約数は増えなかったし、会社の評判も悪くなっちゃったんです。
あの時は、本当に辛かったなぁ。KPIのせいで、仕事が楽しくなくなっちゃったんですから。
「あるある」なKPIの落とし穴
KPIを設定するときに、陥りやすい落とし穴って、結構あるんです。
例えば、
- 売上至上主義: 短期的な売上ばかりを追いかけると、顧客満足度が低下したり、長期的な成長を阻害したりする。
- 自己満足KPI: 簡単に達成できるKPIを設定して、やった気になる。
- 他人事KPI: 他の部署の状況を無視して、自分の部署のKPIだけを優先する。
これ、全部「あるある」ですよね?
特に、中小企業の場合、どうしても短期的な成果を求めがちだから、注意が必要です。
じゃあ、どうすれば良いの?本当に役立つKPIの見つけ方
KPIに振り回されずに、会社の成長に繋がるKPIを見つけるためには、どうすれば良いのでしょうか?
私が思うに、大事なのは以下の3つのポイントです。
1. 目的を明確にする: 何のためにKPIを設定するのか、目的を明確にすることが重要です。
2. バランスを考える: 売上だけでなく、顧客満足度や社員のモチベーションなど、様々な要素を考慮してKPIを設定する。
3. 柔軟性を持つ: 状況に応じて、KPIを柔軟に見直す。
要は、KPIを「魔法の杖」だと思わないこと。KPIはあくまで手段であって、目的じゃないんです。
KPI設定の具体的なステップ
KPIを具体的に設定するステップとしては、
1. 企業の目標を明確にする: どんな会社にしたいのか、どんな目標を達成したいのかを明確にする。
2. 目標達成に必要な要素を洗い出す: 目標を達成するためには、どんな要素が必要なのかを洗い出す。
3. 要素を数値化する: 洗い出した要素を、数値で表せるようにする。
4. KPIを設定する: 数値化した要素を、KPIとして設定する。
このステップを踏むことで、より効果的なKPIを設定できるはずです。
KPI運用で気をつけること
KPIを設定したら、それで終わりではありません。
KPIを運用していく上で、気をつけるべきこともたくさんあります。
例えば、
- KPIを定期的に見直す: 状況が変われば、KPIも変わるべきです。
- KPIの進捗状況を共有する: 社員全員がKPIの進捗状況を把握できるようにする。
- KPIの達成状況を評価する: KPIの達成状況を評価し、改善点を見つける。
KPIは、設定して終わりではなく、運用していくことが大切なんです。
最後に
KPIって、難しいけど、うまく活用すれば、会社の成長を加速させる強力な武器になります。
でも、使い方を間違えると、逆に会社をダメにしてしまう可能性もある。
だからこそ、KPIの本質を理解して、慎重に運用していくことが大切なんです。
この記事が、少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。
もし、KPIについてもっと詳しく知りたければ、気軽に聞いてくださいね!